まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

今回は、最近の領事業務を踏まえ、特に大切な２つの対策を紹介させていただきます。

◎ 在留届　～自分の身を守る安全対策の一つ～

海外在住においては、様々なリスクを認識の上、各人が「自分の身は自分で守る」心構えで、危機管理意識を高くして、備えていただくことが大切です。最近では、カンボジア･タイ両軍による軍事衝突を受け、国境付近にお住まいの方の安否確認や各種連絡に在留届は利用されました。未提出の方については、こちらに情報がないので、迅速な安否確認や支援活動等ができません。以下のURLやQRコードからオンラインで届出をお願いします。

オンライン在留届：https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

◎ パスポート　～早めの申請がお勧め～

パスポートは、申請から交付までに３～６週間程度かかるため、ビザやパスポートの期限を確認の上、早めの申請をお勧めします。パスポートの有効期間満了日が近づいてきた際、在留届を提出された方にはメールで事前に通知されますが、予め有効期間満了日を在留届に登録いただく必要があります。この機会に、在留届に登録している住所、電話番号、緊急連絡先、滞在期間等が古い情報のままになっていないか確認いただき、最新情報の登録をお願いします。

【参考】令和 7 年 9 月 5 日付領事メール
https://www.kh.emb-japan.go.jp/files/100904896.pdf

在シェムリアップ日本国領事事務所 所長 米澤 篤