ホーム 新マガジン記事 プノンペン補習校だより: 【プノンペン補習授業校だより】一丸となってコロナ禍を乗り越えた補習校

カンボジアクロマーマガジン6号

これまでの連載で補習校の良さについて様々な方の体験を通じてお伝えしてきました。保護者が中心となって一生懸命運営している補習校が、多くのお子さんにとって大事な場であることもわかって頂けたでしょうか。
ですがこれまでの運営は必ずしも順風満帆ではありませんでした。私も保護者として運営委員長をボランティアで勤めていますが、その中でも数多くのピンチがありました。その中でも特に大変であったコロナ禍をどう乗り越えたのかという話をします。

コロナ禍は補習校のささやかな日常をあっけなく破壊しました。学校を開ける見通しも立たず、日本に帰国される家庭も多い中、生徒は半分に落ち込み、経営も赤字転落。その状態が続けば存続も危ぶまれる、という事態に。

とにかく手探りの状況の中で、日本人会や日本人学校とも連携し、カンボジア教育省とのやりとりも続けながら、オンライン授業などにも必死で取り組み続けました。学校が再開してからも、どうすればより安心安全な教室で、質の高い授業を提供していけるのかという問題に一丸となって取り組み続けました。

そしてとうとう今年は生徒数がコロナ前を越えることができました。ちなみに学費の支払いから何からオンライン化するといった怪我の功名も。

これはひとえに補習校を信じて通い続けてくれた子ども達、一生懸命汗をかいてくれた教師、事務局、保護者の皆さんをはじめとした日本人コミュニティの皆さんのおかげです。これからも子どもたちのより良い学びと繋がりの場を提供できるように運営を頑張っていきます。

青木健太(運営委員長)

カンボジア日本人会・プノンペン補習授業校

 

当校は、カンボジア日本人会によって設置され、 幼稚部、小学部、中学部で構成されています。入学する児童またその保護者には、日本人会の会員となって頂き、 保護者の協力を得ながら運営を行なっております。

OPEN:毎週土曜日午前8:30〜12:00

TEL: 095-962-235(土曜午前中)

Web: https://ppjs.info/

Facebook: ppjskh


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