ホーム 新マガジン記事 医療コラム: 【医療コラム】紫外線と目のリスク:白内障手術再開

カンボジアクロマーマガジンPP2号

こんにちは。アンコール共生病院医師の加藤です。

今日は紫外線と眼についてお話したいと思います。
カンボジアを含む東南アジアでは、日本と比較して紫外線が非常に強いことが知られています。長期に紫外線を浴びることで心配される目の症状はいくつかありますが、その中で最も頻度が多いのは白内障です。

白内障は、人間の眼でレンズの役割をしている水晶体という本来透明な組織が、加齢と紫外線を主な原因として徐々に濁ってしまう疾患です。40歳を過ぎると誰にでも現れますが、紫外線を浴びる量が多ければ多いほどその進行が早くなってしまいます。一度進行してしまうと、点眼や内服薬では症状を改善することはできません。唯一の治療法となるのが白内障手術になります。進行をなるべく抑えるためには、外出時にサングラスをかけて可能な限り紫外線を遮ることが簡便で重要です。

カンボジアではすでに手術が必要な白内障患者さんも多く、当院では白内障手術を再開することになりました。日本で執刀医・手術指導医として得た経験を、少しでもカンボジアで還元していけたらと考えています。

カンボジアではだんだんと気温が上がってきています。水分をしっかりとって健やかにお過ごしください。また次回お会いしましょう。

加藤寛彬

 

アンコール共生病院 Angkor Japan Friendship International Hospital

総合・専門診療科、予防接種、健康診断に対応。
日本人医師と日本語が話せるスタッフが駐在している。

24時間365日(救急) 電話番号:076-677-7879
Web:https://ajfih.org/ Facebook:ajfih

 


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