ホーム 新マガジン記事 医療コラム: 【医療コラム】シェムリアップで広がる 緑内障検診の輪

カンボジアクロマーマガジンREP14号

こんにちは。アンコール共生病院医師の加藤です。

今回、5月に当院でシェムリアップ市民を対象とした、無料での緑内障検診の活動が行われました。

緑内障は徐々に視野がかけていく病気で、40歳以上の20人に一人が発症する病気です。進行すると失明してしまうこともあり、世界の失明原因の2位となっています。一度進行して失われた視野は、いくら治療しても改善はせず、もとには戻りません。そのため、いかに早期のうちに緑内障を見つけるかが非常に重要です。

緑内障のやっかいなところは、末期になって失明が近くなるまで自覚症状が全くでないところです。つまり、自覚症状がないうちから眼科の検診を受けて早期発見に努める必要があります。

当院では約3年前から、シェムリアップ州の公的なイベントとして、市民を対象とした緑内障検診を継続して行っています。最近では現地のローカルドクターのみでも積極的に検診活動を行うようになってくれており、5月の活動もローカルドクターが主導してくれました。

約3年前に0から始めた活動が、政府の公認となり、現地の先生を巻き込んで自走し始めています。現地スタッフによる現地市民のための活動という自立した形こそ、国際協力のゴールとして、あるべき姿だと実感しています。

緑内障検診の重要性に国籍は関係ありません。是非みなさん
一度は検診を受けましょう ! ではまた !

加藤寛彬

アンコール共生病院 Angkor Japan Friendship International Hospital

総合・専門診療科、予防接種、健康診断に対応。
日本人医師と日本語が話せるスタッフが駐在している。

24時間365日(救急) 電話番号:076-677-7879
Web:https://ajfih.org/ Facebook:ajfih

 


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