ホーム 過去のマガジン記事 となりのとなりで。: 第8回:七輪で焼くワッフル

カンボジアクロマーマガジン29号

 

 「ワッフル」と聞くとあの西洋菓子を想像される方が多いと思いますが、カンボジアにもワッフルがあるのはご存知ですか?とても美味しいので個人的にはこっちの方が気に入っているくらい。米粉、ココナツミルク、ゴマ、砂糖のシンプルな材料を専用の型に流して、七輪で両面じっくり焼いたら出来上がり。実は常々、カンボジアのお菓子はどれもほぼ同じ材料で作られているような気がしていたのですが、バランスの妙なのか仕上がりはそれぞれに違った味や食感。こうも違いがでるものかと、毎回食べる度に感心させられているのです。

   ちなみにこのワッフルを七輪で焼く光景、この国では日常の風景。日本のように都市ガスが行き渡っていないためか、特に地方ではまだまだ七輪で日々の料理をするご家庭も多いのです。ちなみにわたしもカンボジアに来た当初、冷やかしで七輪に挑戦してみた経験があるのですが、これがまた自分でも情けないくらい上手くいかない。待てど暮らせど火は起きず、焼き魚一つ焼くのにひと苦労した経験があります。その後何度も挑戦するも、ちっとも上達しないので結局七輪はお蔵入りに。そんな私を横目に、ご近所の少女たちは、小さい時から大人のやり方を観て育ったのでしょうか、いとも簡単に火をおこしていました。

   さてこのカンボジア版ワッフル。食感はモッチリ、ココナツが香ってほんのり甘く、バターが使われていないからかあっさりしていて何枚でも食べれそうな感じです。

   1枚500リエル(10円)とお手頃ですので、見つけた方は、ぜひ焼きたてを食べてみて下さいね。


木村 彩湖

写真家。日々のささいなこと、身近なものの中に佇む大切なモノをテーマに、暖かい目線で写真を撮る。現在カンボジアで撮影業を行なう傍ら、自らの作品のポストカード等も販売中。2011年よりプノンペン在住。
ホームページ: http://www.ayakography.com

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