ホーム 新マガジン記事 Focus カンボジアサッカーよもやま話: 【Focus カンボジアサッカーよもやま話】 転機を迎えるか!カンボジアサッカー

カンボジアクロマーマガジンPP4号

Sea Games、ワールドカップ予選、国内リーグ戦開幕と大きなイベントが続いた2023年のカンボジアサッカー。振り返ってみると国際舞台での代表チームはのぞむ結果を出せずに終わった1年に。一昼夜ではそう簡単に強化が進まないのがサッカー。各国が中長期的なプランを粛々と実行してレベルアップを目指していくなか、カンボジアサッカーもいつまでにどのような強化策を誰がどのように推進していくのか。新たなロードマップの提示が今度の鍵を握るものと予測されます。

一方で2023年の8月に開幕したカンボジア国内のプロサッカーリーグ、Cambodian Premier League(CPL)では、以前より環境整備がすすみメディア露出も増え、同リーグの強豪Phnom Penh Crown(PPC)は現在国際大会でも健闘するなど明るいニュースが。

そのリーグ戦はすでに後半戦に突入し、現在リーグ首位を走るのはこのPPCをおさえてPreah Khan Reach Svay Rieng FC(2023年12月末時点)。残り試合をまだ残すなか、貪欲に上位を目指す強豪チームや今季から1部リーグに参入して奮闘をみせる新チームなど、リーグはまだまだ波乱の可能性も。国内リーグの盛況は代表へのいい影響となりえるので大いに盛り上がっていくことに期待したいです。

今回登場頂くのはNagaworld Football Club所属の菊地佑太選手です。

仙台出身。カンボジアでは5シーズン、3チーム目となる今季。2023年に新チームに移籍するも開幕前の3月にまさかのアキレス腱断裂という大怪我により戦線離脱。契約解除されてもおかしくない展開のなか、チームから契約継続し復帰を待つという最大のエールをうけて日本で手術を。手術後もリハビリという長く孤独なトンネルをぬけてカンボジアに戻りチーム再合流を果たしたのは同年9月。5シーズンを通じてカンボジアサッカーの進化を肌で感じてきた菊地選手が思う、ここで生き残るために重要なことは“決めるか、決めないか”。

ここから残りのリーグ戦、外国人としての“責任”をエネルギーに、チームTOP4入りと個人では5得点を目指して戦います

– 菊地選手とのフルインタビュー動画はYoutube“東南アジアサッカーの風”をご覧ください。

 

寄稿:斉藤 泰一郎

 

 

 

 

 

 

ソリヤ フットボール(SORIYA Football)

Soriya Footballは2012年設立。カンボジアで子供向けサッカースクールの運営、サッカー大会の企画、CSRサッカー活動、フットサルコミュニティの運営、スポーツマーケティング、スポーツ用品(Mizunoスパイク)の販売などを展開。

Mail: taisaito.ffe@gmail.com

Facebook: Soriya.Football


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