カンボジアクロマーマガジンPP18号
今回、私たちは⼤きな節⽬に⽴っています。カンボジアにおいて⽇本のアニメーションの仕事を継続的に受け、確かな信頼を築けるかどうか。その分岐点にいると強く感じています。
2018年に⽴ち上げたカンボジアの法⼈会社は2024年に利益率が低いため無くなりました。現在は私の⽇本での個⼈事業「OFFICE YAMADA」として、⽇本⼈3名、カンボジア⼈12名のチームで制作を⾏っています。そして何より、クレヨンしんちゃんやドラえもんといった⽇本を代表する作品の仕事を、5年以上にわたりほぼ毎⽉いただいていることは、⼤きな⾃信と責任につながっています。
しかし、この流れを⼀時的なものにしてはいけません。今こそ必要なのは、仕事に直結する実践的な教育です。私はアニメーションアカデミーの設⽴を強く考えています。⽇本の制作現場に対応できる⼈材を育てるための設備、指導体制、そして現場と直結したカリキュラム。これらを備えた教育機関があってこそ、持続的な発展が可能になります。
幸い、⽇本側もオンライン授業やインターンシップという形で協⼒の意志を⽰してくれています。国境を越えた学びと実務の連携が、ここカンボジアで現実になろうとしています。⼈と⼈の繋がりはやがて、国と国との繋がりになります。未来への扉は、確実に開かれ始めています。アニメーション会社を再びカンボジアへ。
山田 隆量
ヤマダ スクール オブ アート / シェムリアップ アンコール
「カンボジア人アーティストの展覧会」「子供絵画展覧会」を企画(年1回)
地方の学校で美術の授業を無償提供(年数回)。海外(特に日本の公募展)へ出品。
最近では日本カンボジア70周年記念事業として「世界に飛躍するカンボジア芸術」をRosewood Phnom Penh 35 階ギャラリーで4ヶ月開催。
営業時間:8:00 ~ 17:00
電話:081-399-926
メール:angkortakakazu@gmail.com
Facebook:yamadaschoolofart
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