まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

稲元 茉莉子さん

（シェムリアップ在住 2年半）

ショップ「Harihara」オーナー

地雷の怖いイメージを変えたい

「地雷は怖いイメージがある。そんな地雷を使い、きれいで身を飾るアクセサリーを作って、少しでも怖いイメージを変えたい」と話す稲元さん。ツアーで参加した地雷撤去活動で初めてカンボジアに訪れ、「専門学校で学んだアクセサリー作りの知識を活かし、カンボジアでも作ろう」と2年半前に移住を決めた。そして今年7月には雑貨店をオープン。「自分がお店を経営することで少しでもカンボジアに貢献できればいい」と商品全てを自らデザインし、現地の素材を使用して、カンボジア人の職人たちと試行錯誤しながら商品を作っている。目標であった、地雷の破片を扱ったアクセサリー作りは思いのほか難しくまだ商品化に至っていない。今後は店の商品を増やし早く地雷を扱った商品を販売したいと話した。

○カンボジアに住んだきっかけは？

―地雷を使ったジュエリーやアクセサリーが作りたくて来ました。

○住んでみた感想は？

―商品を作るとき上手くいかないことが多いですが、住みやすい所。

○カンボジアの好きなところは？

―好きでもあり嫌いでもあるのですが、のんびりしているところです。

○最後にひとことお願いします

―全て手作りで、自分、友達、大切な人のプレゼントにおススメです。