カンボジアクロマーマガジンREP4号
こんにちは、カンボジアノゴハンです。今回は、お米のお話。
カンボジアは、2022年世界米会議(WRC)で世界最優秀米賞を獲得している美味しいお米がとれる米どころ。
その時に最優秀米賞を獲得したのは「Phka Rumduol」ジャスミンライス(香り米)になります。
ジャスミンライスと聞くと、ジャスミンの香りがするお米と思っている方も多いですが、残念ながら花の香りはしません。
日本のお米に比べると香りはしますが、インディカ米の中の最高級という意味を示します。粘り、甘味もある「Phka Rumduol」は、市場でも美味しいお米として高く販売されています。
カンボジアで衝撃を受けたことは多々あれど、米の炊き方も衝撃でした。
日本では、「はじめチョロチョロ中ぱっぱ。赤子泣くまで蓋取るな」が基本の米の炊き方ですが、ここカンボジアでは蓋を取るし、お湯を捨てるし、かき混ぜるしで日本人からすると驚きの炊飯の方法です。
しかしこれは「湯取り式」といわれる立派な炊飯方法で、日本でも江戸時代ごろまではこの方法だったと言われています。ちょっと驚きですよね。
—– 家庭での湯取り式炊飯の方法 —–
・ 鍋で米を洗う。
・ 洗った米に水を加える。かなりたっぷりめ。
・ 蓋をし、強火にかけ沸騰したら中火に。
・ 蓋を取り米が煮えるまで待つ。焦げないように棒でかき混ぜる。
・ 米が煮えたら、水を捨て、蓋をして弱火に。
・ パチパチと音がしたら火を止め、15分ほど蒸らしてできあがり。
—– 用具 —–
米・水・鍋・混ぜる棒
カンボジア料理教室 カンボジアノゴハン
前原とよみ
・カンボジアが大好きな人
・看護師
・カンボジア料理家
カンボジア料理教室を主催。「食」を通じてカンボジアを知るワークも行っています!
Instagram:cambodianogohan
Facebook:cambodianogohan
- タグ
バックナンバー
- 【カンボジアのごはん】オンボック カンボジアクロマーマガジンREP1号
- 【カンボジアのごはん】青いマンゴー カンボジアクロマーマガジンREP2号
- 【カンボジアのごはん】チャークダウ(辛いレモングラスとの炒め物) カンボジアクロマーマガジンREP3号
- 【カンボジアのごはん】お米 カンボジアクロマーマガジンREP4号