カンボジアクロマーマガジンPP18号
自称“プノンペンでいちばん狭い部屋に暮らしている日本人”のわたしが、狭い部屋に住んでいるのは「部屋代が安いから」というだけではなく、「物理的に空間がない分モノが増えないだろう」と思っているから。モノがなければ人間の生活は成り立たないし、モノはときに大きな満足感や幸せを与えてくれる。でも、モノが溢れすぎることは、怖い。何が怖いかというと、モノに支配されてしまう気がしてしまうことが。
若いころのわたしは、豚と猿のコレクターだった。豚と猿が、なぜか可愛くてしょうがなくて、グッズを見つければ買うという衝動を抑えられなかった。結果、8畳一間のアパートは珍妙なもので溢れかえった。豚と猿に支配されていたのだ。
転機が訪れたのはカンボジアへの引越しだった。スーツケースひとつ、25キログラムでの引越し。わたしの暮らしなんて結局、スーツケースひとつで足りた。なんだ、旅と一緒じゃないかと思った。すると心が妙に軽くなった。モノから解放された感じというのか。
そして、わたしはミニマリストに憧れるようになる。まずは整理収納アドバイザーの資格を目指すべく、去年オンラインで準1級を取得したのだけど、近年中に1級を取って、プノンペンのコンマリを目指そうかと思ったりしている。
おかっぱ書房、業務拡大か?その際にはオファーネガイマス。
増子夕夏
おかっぱ書房 Okappa Shobou
プノンペンの片隅でいとなむ代書屋です。原稿の執筆から、Webのコピー、お手紙、など「書く」に関するお仕事をしています。
「書く」交々(こもごも)のご相談もたまわります。
電話:096-431-0207
時間:8:30-17:30
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