【プノンペン】タイとの情勢に関するカンボジア王国政府声明
2025年5月28日、プレアヴィヒアで発生したタイ軍によるカンボジア兵射殺事件を受け、カンボジア王国政府は平和的な外交政策を改めて強調した。政府はこの行為を主権侵害として強く非難し、6月2日に4つの紛争地域を国際司法裁判所(ICJ)に付託したことを明らかにした。
同政府は法的解決の追求と並行し、対話の継続にも前向きな姿勢を示している。6月14日には次回の国境委員会会議を開催する予定だが、付託した4地域は議題から除外される見込みだ。
また、カンボジアはタイに対してICJでの協力を促すとともに、国民には冷静な対応を求めている。良好な両国関係と今後の継続的な協力の重要性も強調しており、緊張緩和と平和的解決を目指す姿勢を鮮明にしている。
写真はKhmer timesより)
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※記事全文(Khmer timesより)※
