マレーシア航空機捜索のためカンボジア領海捜索
ベトナム民間航空局(CAAV)は12日、カンボジア民間航空事務局(SSCA)にメールでいまだ消息不明となっているマレーシア航空機MH370便捜索のため、カンボジアの飛行情報区(FRI)に入る許可を申請した。
239人の乗客を乗せ、マレーシアの首都クアラルンプールから中国の北京へ向かっていたMH370便は、土曜日早朝、突如としてレーダーから姿を消し、今だ消息不明となっている。
ベトナム空軍は海上30キロメートルに渡って捜索活動を行っており、ベトナムのフーコック島西部の捜索にカンボジアの許可が必要となった。カンボジアの航空局はメールを受けたあとすぐに認可の旨を伝え、捜索に踏み切った。12日夜、SSCAのKeo Sivorn局長はベトナムの捜索隊と共にカンボジア領海を捜索したが、発見に至らなかったという。
今後マレーシア西部半島からインドネシアのアンダマン海上空の捜索を強化していく模様だ。