ホーム 新マガジン記事 プノンペン補習校だより: 【プノンペン補習授業校だより】子どもたちが織り成す祭りの感動

カンボジアクロマーマガジンPP9号

 10月20日(日)に行われたカンボジア日本人会主催の盆踊り大会に、補習校から幼稚部と小中学部、総勢72名が参加しました。幼稚部は「獅子舞」、小中学部は恒例の「よさこいソーラン」を披露しました。今年は大雨の影響等で練習時間が少なかったのですが練習よりもリハーサル、さらに本番とぐんぐん輝きが増していき、総じて本番に強い補習校の子どもたちの底力が発揮されていました。

普段は日本から遠く離れて暮らしていますが、いざ芽魂太鼓さんの和太鼓が響きわたり、御神輿が登場すれば子どもたちの「わっしょい」のかけ声も自然に大きくなります。櫓の周りを練り歩く法被姿はなんとも頼もしく、力強さに溢れていました。「わっしょい」は諸説ありますが、みんなで神を背負う「和を背負う」という意味のかけ声だと言われます。子どもたちは意識せずとも、その日、あの場所に、祭られている何か大いなるものがそこにいたように感じました。幼稚部の「獅子舞」も可愛らしさの中に獅子の豪快さがあり、よさこいソーランは鳴子さばきもすばらしく、一体感と躍動する皆の頑張りが胸を打ちました。

また中学部と小学部6年生は生徒自らの企画でチョコバナナ屋さんを出店しました。保護者、先生方にご協力いただき事前に試作を何度も重ねたチョコバナナは大好評。想定を上回る早さで完売しました。

普段グローバルな環境にある子どもたちにとっても、日本の祭りの雰囲気が再現されていた空間で日本文化を体感し、存分に楽しむことができた1日でした。盆踊り大会実行委員の皆様をはじめ、たくさんの方々の協力の輪の中でこのような特別な時間をいただいたこと、改めて感謝を申し上げます。

行事役員 西原・八木・奥田

カンボジア日本人会・プノンペン補習授業校

 

平日はインター校等に通う日本語を母語とするお子様を対象に、日本語で日本式の授業を行っています(幼稚部・小学部・中学部合計で現在約60名在籍)。事前見学・授業体験・入校申込を随時受付中です。常勤教師も募集中です。メールでご連絡下さい。

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