ホーム 新マガジン記事 カンボジア経済ナビ: 【カンボジア経済ナビ】カンボジアからの輸出堅調2026年上半期 石油製品の輸入増に懸念

カンボジアクロマーマガジン0号

カンボジア経済財政省の関税消費税総局の発表によりますと、2026年上半期(1月~6月)のカンボジアからの輸出は、対前年同期比19.5%増の170億7909万ドル(約2兆7668億円)に達したとのことです。輸入は、21.4%増の197億6863万ドル(約3兆2025億円)でした。

輸出先を国別にみると、1位は米国で全体の42.0%を占めています。2位ベトナム、3位中国、4位日本、5位カナダとなっています。輸入は、第1位は中国(シェア54.1%)、2位ベトナム、3位シンガポール、4位タイ、5位マレーシアとなっています。日本は7位でした。

品目別輸出では、縫製品が第1位でシェア32.5%、2位ゴム及び製品(タイヤ等)、3位フルーツ・ナッツ、4位旅行用品、5位履物等となっています。品目別輸入は、1位石油製品(シェア12.9%)、2位電気機器、3位縫製原料、4位車両、5位機械等です。

国別では、日本が輸出先第4位に食い込んできたことが注目されます。また、トランプ関税の影響が軽微であったこともあり、米国向け輸出が堅調です。他方、タイとの国境紛争の影響でタイからの輸入は減少傾向にあります。

品目別輸出では、カンボジアの主力輸出品である縫製品、履物、旅行用品は堅調でした。中国系のタイヤ工場の増加で、ゴム製品の輸出も伸びています。品目別輸入では、中東紛争による原油価格高騰の影響で石油製品の輸入額が急増していることが懸念されます。

鈴木 博 CEO/チーフエコノミスト

カンボジア総合研究所(BRIC)
Business Research Institute for Cambodia

カンボジアの発展と日本企業のWin-Win関係の構築を目指して、経済関係調査、情報発信等を行っています。

Web: https://cambodiasoken.hatenablog.com/

『カンボジア経済』 BLOG: https://economistphnompenh.hatenadiary.com/


バックナンバー

facebookいいね!ファンリスト

クロマーマガジン

素敵なカンボジアに出会う小旅行へ―The trip to encounters unknown cambodia