【オッダー・ミェンチャイ州】国境緊張の中でも観光客絶えず ター・モアン・トム寺院に穏やかな時間
カンボジアとタイの国境で一部緊張が続くなか、オッダー・ミェンチャイ州バンテイ・アンピル郡にあるター・モアン・トム寺院には、今も多くの観光客が訪れている。最近衝突が発生したプレアヴィヒア州モムベイ地域から約100キロ離れたこの古代クメール寺院には、家族連れや巡礼者、国内外の旅行者たちが足を運び、静けさの中で歴史を感じている。
現地ではカンボジアとタイ両国の兵士が駐在し、観光客の安全を確保。両国の人々が和やかに言葉を交わす姿も見られる。ター・モアン・トム寺院は、両国が共有する文化遺産であり、地域の結びつきと平和の象徴となっている。
当局は、こうした文化観光地が緊張の影響を受けぬよう、引き続き状況を注視。10~11世紀に築かれたこの寺院は、国境の静けさを映すように、訪れる人々に穏やかな時間を提供している。
写真はKhmer timesより)
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※記事全文(Khmer timesより)※
