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日本のカンボジア投資が大幅に減少

カンボジアへの日本投資家の投資額は、2012年の3億2800万ドルと比較し2013年は2億8000万ドル減の4750万ドルと、大幅に下落したことが日本大使館の発表でわかった。

日本大使館の黒宮 貴義参事官は、「2012年は2億100万ドル投資したイオンモールなど、例外的に多額な投資ブームがあったため、このように減少するのは非常に自然である」と、日本とカンボジア関係に問題があったわけではない、と話した。日本の1994年から2013年10月までの投資額は合計5億9300ドルとなっており、昨年1年でその半分の額の投資となったこととなる。

昨年は多くの日本企業が部品・衣料工場を設けるため、カンボジアへ進出した1年であった。黒宮参事官は「カンボジアの人権費などは、依然として競争価値があり、多くの日本企業の興味を引き付けている」とカンボジアの魅力について意見した。しかし衣料部門のストライキなどで賃金競争は企業の悩みの種となっており、将来の投資については、今のところ見通しが立っていない。

日本の投資は減少したが、ベトナム系企業の投資は250%増の3億200万ドルに達したことが、先日行われた両国首脳会議で明らかになった。国別カンボジア投資で見てみると韓国、EU諸国、アメリカ、ヴェトナム、タイなどによる投資が厚く、日本は11番目の投資国となっている。


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