まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

カンボジアの代名詞とも言えるアンコール・ワットをはじめとした数々の遺跡。実際にそれらを眼前とすると、その迫力と緻密さに感嘆の念を禁じ得ません。映像や言葉だけでは尽くしきれない「リアル」ならではの魅力がギュッと詰まっています。

限られた旅行日数の中で遺跡を堪能するために、ぜひオススメしたいのが観光前のプチ予習です。ちょっとした背景知識があるだけで、解像度が格段にアップします！「カンボジアの歴史や遺跡のことが知りたいな」という方は、ぜひ博物館に足を運んでみてください。

シェムリアップにはいくつかの博物館がありますが、最も大きいのはアンコール国立博物館。テーマ別に８つの展示室が設けられていて、歴史や宗教、遺跡などについてひじょうにわかりやすくまとめられています。膨大な数のコレクションと詳細に及ぶ解説は一見の価値ありです。日本語の音声ガイドも利用できるので、英語が苦手な方でも安心ですね。

貴重な展示品の数々を間近で細部まで見れるのもポイント。改めて当時の職人たちの技術力と美意識の高さに感銘を受けます。ぜひ遺跡観光の前でも後でも、機会があれば足を運んでみてください！ 天候を気にせずに訪問できるので、スケジュールにも組み込みやすいです。

シェムリアップには他にも博物館やギャラリーがあります。ぜひ色々な切り口からカンボジアの姿に触れつつ、滞在を楽しんでくださいね。

カンボジアノート編集M