ホーム 新マガジン記事 Healing of Cambodia: 【Healing of Cambodia】~ 寒熱とハーブ ~

カンボジアクロマーマガジンREP12号

 東洋医学には「温める」「冷やす」という考え方がありますが、カンボジアのハーブにも、同様に明確な性質があります。

 体を温めるハーブの代表例は、レモングラス、クローブ、生姜、ライムの葉などです。雨季の朝、湿気で体が重く感じる日や風邪のひき始めには、これらを煎じてお茶として飲むことが推奨されます。

 体を冷やすハーブの代表例は、モリンガの葉、ローゼル、ミントやパンダンリーフなどです。酷暑期にはこれらのハーブティーを冷やして飲むのが一般的で、私もよく作って飲んでいます。

 ちなみに、寒熱とは、体や症状が「冷えている状態」か、「熱がこもっている状態」かを見極めて、温めるか冷やすかでバランスを整える東洋医学の基本的な概念です。カンボジアにおける寒熱の考え方は、インド医学の理論、中国医学の概念、そして高温多湿で雨季と乾季がある現地の環境が組み合わさって生まれたと言われています。

 ただし、カンボジアの伝統医療の医師(クルクメール)の話を聞くと、単に「暑いから冷やす」「寒いから温める」という単純な対応ではなく、体の内部の状態を深く観察し、繊細に調整するということです。実際の医療行為としてはより実態に即しているなと感じています。

篠田ちひろ

 

クルクメールボタニカル Kru Khmer Botanical

2009年創業カンボジアのオーガニックハーブを使用したアロマ製品・ハーブ製品の専門店。
シェムリアップに旗艦店&姉妹店スパクメール、カンボジア国内配送可のオンラインショップもあります。

営業時間:10:00-21:00

WEB:https://krukhmer.com/

Facebook:krukhmer


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