まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

カンボジア日本人材開発センター（CJCC）は、独立採算で運営されているカンボジア政府の教育機関です。教育・青年・スポーツ省を通じたカンボジア政府、そして国際協力機構（JICA）および国際交流基金（JF）を通じた日本政府の協力を受けています。カンボジアへの進出や投資を行う日本企業が増加する中で、カンボジアの産業人材の育成および企業向け情報提供・支援のプラットフォームとなることを目指しています。

CJCCの主要な活動は、ビジネストレーニングコース、日本語コース、文化・教育交流事業の3つです。ビジネストレーニングコースは、豊富な経験を持つJICA専門家、CJCCの職員、外部の専門家によって提供されています。日本語コースは、JFが開発した「まるごと」教材を使用して日本語教育を行っています。また、日本語ビジネスともに多くの日本の企業、団体、学生のご要望に応じたコースを提供しています。さらに、日本とカンボジアの文化交流を図ることを目的に、毎年7月には七夕フェスティバル、2月には絆フェスティバルを開催しています。

11月7日（木）および8日（金）には、CJCCでカンボジアの学生に対して日本留学を知っていただくための「日本留学フェア2024」を開催しました。今年度は11の大学及び4の関連機関が参加し、カンボジア文部科学省や在カンボジア日本大使館、王立プノンペン大学、独立行政法人国際協力機構（JICA）など、多くの教育機関や関係者の協力を得て実施されました。また、岡山大学の「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」との連携により、カンボジアと日本の大学やその他の関係者とのネットワーク構築を進めています。

日本留学フェア2024 ポスター

以上のような活動に加え、CJCCはカンボジア日本ビジネス投資協会（CJBI）の運営も担っています。CJBIは、会員企業に対しビジネスマッチングの機会や両国のビジネスに関する情報を提供するとともに、セミナーやワークショップ等のイベントを通じて両国のビジネスを促進しています。今後も日本とカンボジアをつなぐ機関として、皆様のご期待に沿えるようサービスの提供に努めてまいります。