まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

「すいーつおじぃのプノンペンおすすめスイーツは？」と聞かれたらNuk CafeのLiquid Nitrogen Ice Cream(液体窒素アイスクリーム)は外せない。

こちらのカフェではオーダーが入る度にアイスクリームが手作りで提供される。液体窒素を利用して作られたアイスはなんでも通常のアイスよりも氷の結晶が小さいとのことで、そのためにアイスの食感が滑らかになるそうだ。アイスクリームは10種ありどれを選ぶか非常に悩ましい限りではあるが、本日はHoney Toastを選ぶことにする。

蜂蜜のアイスは濃厚で口上通り大変滑らかな上、細かなラスクの粒が第1のアクセントとして忍ばせてある。そこに別添えのはちみつを回しかけて頂くと舌触りはもはや別次元とも言える艷やかな滑らかさに昇華する。

そして時間差で鼻腔を抜けるまるで花のような蜂蜜の香りもたまらない。食べ進むと大きめのラスクの塊、そして更に異なる種類のザクザク感のシリアルが第2そして第3のアクセントとして登場する。

アイスクリームはボリュームもしっかりあり、それだけでも4.95ドルという価格を納得させられるものであるが、アイスそのものの品質や口内で七変化する食感を考えればむしろお値打ちとも言えるだろう。

本日のハニートーストアイスは、TWGのEnglish Breakast Tea(やや大きめなポットで提供されるため、お湯は半分程度にしてほしいと頼んでも良いかもしれない)か、浅めの焙煎具合のシティーローストのアメリカーノ等と合わせれば幸せなカフェタイムとなること請け合いだ。

Nuk Cafe：https://maps.app.goo.gl/HnP2HrK6H8kUDVTBA