ホーム 新マガジン記事 連載・コラム: カンボジアと日本の未来を拓くJCAによる職業訓練の取り組み

カンボジアクロマーマガジンPP7号

日本カンボジア協会(以下JCA)の会員活動についてご紹介いたします。

JCAは年に2回カンボジア政府閣僚と協議を行い、そこで課題収集及びその解決策案について意見交換を2019年から続けております。それらの課題を収集し、日本側で共有しながら解撤策を模索しております。
毎年、秋に視察団として首相含む閣僚の皆様にその解決策(案)を提言をさせていただいており、そこでカンボジア政府側が関心を示した案件をプロジェクト化して進めております。

昨年度の新政権になって強く発信されたのが、2030年までに150万人の若者に対して職業訓練を実施するという国策です。そこで協会としては会員企業の中で職業訓練を実施したい企業があり、美容セラピスト学校(株式会社イルヴリール)、自動車整備士学校(株式会社光自動車)の2校が2024年に労働訓練省と共に開校しました。更に9月にはシステムエンジニア学校(株式会社ネクストメイク)を郵便通信省と開始する準備を進めております。

日本側は2030年には70万人のエンジニアの人手不足が想定されております。カンボジア人に向けて日本企業への働く機会の一つとしてこの職業訓練を開始いたします。また同時に来年度開校を目指して看護師研修センターの設立も動き始めております。こちらは保健省と協議を重ねております。このように、日本の中小企業の進出モデルの一例として強みである「教育」をもって進出し、カンボジア国内においてビジネス形成を目指しています。

一般社団法人 日本カンボジア協会
JCA事務局 竹村純哉

 

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