ホーム 新マガジン記事 カンボジア保険のお話: カンボジア保険のお話

カンボジアクロマーマガジンPP6号

カンボジア初の社会保障制度は、1955年に創設されましたが、大量虐殺政権時代 (1975年~1979年) に、いったん完全に消滅。その後、紆余曲折を経て、2008年に社会保障基金National Security Social Fund (NSSF) が設置され、民間企業や組織等の従業員(外国人も含む)に対しては、2018年から労災保険、医療保険への加入が義務付けられ、2022年の10月から開始された年金制度についても加入が義務付けられています。
NSSFの3つの制度のうち、今回は、労災保険、医療保険についてお話しします。

労災保険について: NSSFの契約病院(目印は右のロゴ)、であれば基本的に無料。もし病院にない薬や器具が必要になった場合は、各自で購入後、NSSFへ請求。

補償内容
1. ケガの治療費:労働者が勤務時間中、また通勤途中(仕事とは無関係の理由による寄り道を除く)に負ったケガの治療費を補償。
2. 休職補償:医師の診断に基づき、余儀なく休職せざるを得ない場合、事故の翌日から復帰できるまでの間、当事者の拠出賃金の70%が支給される。
3. 死亡補償:労働者が労働災害により死亡した場合、葬儀を執り行う責任者に400万リエルを支給。
4. その他:治療後も永続的な後遺障害がある場合、リハビリテーション、障害者の職業訓練、社会復帰支援、年金の一部支給、遺族への給付金など

医療保険について:NSSFの契約病院で医療サービスが無料で受けられる。

補償内容
1.入院医療(12か月以内の入院日数180日まで):医療を伴う治療・介護サービス
専門的な技術、診断、検査、その他の医療スクリーニングサービス。 手術器具
治療が必要なその他の医療機器。 処方された薬。 部屋(スタンダード)と医療施設から提供される食事。
2. 外来診療:医療専門技術による治療・介護サービス、診断、検査、
医療画像およびその他の医療スクリーニングサービス。 外科用機器およびその他、治療に必要な医療機器や設備、処方薬。
3. 出産および産前産後サービス
4. 理学療法および運動療法サービス
5. 救急医療サービス
6. 健康予防サービス(狂犬病、破傷風、梅毒の予防接種、甲状腺腫の血液検査等)
7. 患者搬送業務及び遺体搬送業務
8. リハビリテーションサービス
9. 休職補償:病気または出産のため 連続 8日間以上、休職が必要となった場合、当事者の拠出賃金の70%が支給される。

次号に続く

濱口 有知子

 

バンコク・インシュランス(カンボジア)

三井住友海上が直接出資している、カンボジアで唯一日系の資本が入った損害保険会社。

 

TEL: 088-788-6610

Mail: ayano@bkicambodia.com


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