ホーム 新マガジン記事 連載・コラム: 日本カンボジア協会のビジネス投資視察団

カンボジアクロマーマガジン10号

日本カンボジア協会では2019年から続くビジネス投資視察団の第4回目を11月18日から20日の3日間で実施いたしました。

当協会のビジネス投資視察団は会員企業からカンボジアのニーズに応じて提案し、直接政府の意向を確認しています。その上で所管の省庁と協議を重ねていきます。どちらか一方の思い込みにならず双方にずれがない状態でのスタート地点を設定します。

毎年実施していますが、昨年度にスタートした案件の進捗状況のご報告、また課題共有を実施し、要すれば解決へのご支援をお願いする場にもなります。

今回も15社以上の新規参加者があり、それぞれ分析した上で提案したい案件が、カンボジアに必要かどうかのご判断を仰ぐ場となりました。もちろん歓迎される案件もあればそうでない案件もあります。基本的にはカンボジア王国のペンタゴン政策に則って提案しております。そうでない案件であれば、おそらく進出しても苦労することが予想されるので再構築するか諦めるかという判断ができます。

今回も第3回視察団参加企業の進捗報告をし、フンマネット首相から直接アドバイスをいただく機会を得ました。また2025年に向けて新たに評価を得た案件について、提案企業と所管の省庁がコンタクトポイントを設けて協議しながら進めていき、11月の第5回ビジネス投資団にて進捗をご報告していく所存です。

多くが中小企業の参加となるため一つ一つのインパクトはとても小さいですが、確実に一歩づつ進めながら、多種多様な分野において、カンボジアに技術移転等の新たな価値観が創造され、同時に進出企業の海外展開戦略となるモデルを今後も多く形成するため鋭意努力してまいりたいと存じます。

一般社団法人 日本カンボジア協会
JCA事務局 加藤和則

 

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