ホーム 新マガジン記事 JICAカンボジアリレー: 【JICAカンボジアリレー】下水道を通じたカンボジアと日本のつながり

カンボジアクロマーマガジンPP1号

 

私は、JICA海外協力隊として公共事業運輸省傘下のシェムリアップ州公共事業運輸局の下水道課に配属され、水質検査の能力向上支援を行っています。配属先では、主に(1)検査種類の増加、(2)マニュアルの整備、そして(3)下水道を通じてカンボジアと日本の相互理解に貢献、の3つの目標を掲げ、日々活動に取り組んでいます。

ラグーン式の下水処理場

 

シェムリアップ市の下水は、市内のレストランやホテル、住宅などから下水管を通って、下水処理場に流れつき、太陽や微生物など自然の力によって浄化され、再び川へと流れていきます。こちらの下水処理場の方式(ラグーン式)は日本ではなかなか見ることができなかったり、市内のマンホール蓋のデザインは、カンボジアの国花にちなんだロムドゥオルになっていたりとカンボジアならではの興味深いものばかりです。

カウンターパートである同僚と、活動の様子

 

昨年、同課へ日本の国土交通省水管理・国土保全局、下水道部下水道企画課下水道国際・技術室の職員と下水道プロジェクトのJICA専門家が出張でいらして、その際に「シェムリアップにはご当地マンホールがあるし、協力隊員も派遣されており、海外初となるマンホールカードを作ってはどうか?」と、盛り上がりました。運輸局側の窓口としてマンホールカード作成の一部お手伝いをさせて頂き、今年の4月からシェムリアップと日本の滋賀県で配布が始まりました。シェムリアップ在住の一個人・JICA海外協力隊員として、日本の皆さんにカンボジアを知ってもらい、シェムリアップを訪れるきかっけになればと思っています。日本はこれまでもカンボジアと協力して、水衛生環境の改善に貢献してきています。そのような日本とカンボジアの関わりもマンホールカードを通して知ってもらえればと思います。

マンホールカードの日本語版(上)とクメール語版(下)

 

シェムリアップにお越しの際は、マンホールカードを手に取り、実際に設置されているマンホールを見ていただき、下水道やカンボジアに関心を持ってもらえればと思っています。マンホールカード事業自体は下水道広報プラットフォームの事業となりますので、詳しくは公式HP https://www.gk-p.jp/をご参照ください。またカンボジアでの生活の様子は世界日記というブログで書いていますので、こちらもぜひご覧ください。

https://world-diary.jica.go.jp/tanakaryo/

 

寄稿:JICA海外協力隊 シェムリアップ 水質検査 田中 亮

 

 

独立行政法人国際協力機構(ジャイカ) カンボジア事務所

ジャイカは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。

Web: https://www.jica.go.jp/cambodia/index.html

Facebook: JICACambodia


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