ホーム 過去のマガジン記事 カンボジア人との働き方を考えよう!: その2:カ『お金をかけずに』働きやすいオフィスを作る秘訣

カンボジアクロマーマガジン43号

 カムアップは創業3年目。社員が働きやすい職場を創るために、3年間ずっと思考錯誤してきました。御陰様でほとんどの社員は会社の事が大好きです。今回はこの「3年分の秘訣」をお伝えします。

 1:挨拶は笑顔で上司から
 日本でもよく言われますが、日本以上に効果があると思います。というのも、カンボジア人は「上司はえらい」と強く思ってるから。

 2:声かけを習慣にする
 「昨日早退したみたいだけど大丈夫?」「週末楽しんでね!」など、敢えて声をかけます。とはいえ終日やるのは大変なので、朝晩5分に限定してやってみては如何でしょうか? 

 3:小さな事にも有難う
 パーティーを開いてくれた時、新しい提案をしてくれた時、まずは「Thank you!」です。会社に大きく貢献したスタッフには、全員の前で盛大に褒めて、全員で拍手します。自分の存在を認められるというのは国籍問わず、嬉しいものです。 

 4:一緒にご飯を食べる
 どの国でも「同じ釜の飯を喰う」のは効果的です。

 5:一緒に写真を撮る
 これがアジア特有の、効果がある方法。「一緒にセルフィー!」です。カンボジア人が撮っているところに割り込んでいくと、一体感と盛り上がりがすごい…!  基本的には、当たり前の事を当たり前にやるだけです。 

 こっちが「どうせカンボジア人は…」と思っていれば、あっちも「ぼちぼちやるか…」と思ってしまいます。逆もまた然り。こちらが大事にしていれば、あちらも大事にしてくれるはず。是非お試しくださいね。

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佐藤奈緒

福岡出身の28歳、修猷館高校・九州大学卒、日系人材紹介会社であるCamUP Job Agency(日本人2名、カンボジア人23名が在籍)の現CEO。

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