カンボジアクロマーマガジン41号
こんにちは!カムアップジョブの佐藤奈緒です。
1:良い意味で、カンボジア人は子供です。
とても素直なので「褒めて伸ばす文化」が創りやすい。目標もゲームのようにワクワクする形で設定して、達成時にしっかりと褒めれば、皆楽しみながら仕事をしてくれます。逆にマネジメント側が未熟で、怒鳴ったりすれば、直ぐにマイナスの反応を示します。人間力が磨かれますね!
2:良い意味で、プライベートを大切にします。
家族を病院に連れて行くために会社を休む事すらあります。私も最初の頃は信じられませんでしたが、実は他国でも起こる事です。日本人もアフター5で自己研鑽したり、週末をうまく使ってリフレッシュしたりと、実務以外の時間を過ごす事で、仕事の成果が上がるのでは?
3:良い意味で、giveの文化が根付いています。
損得勘定を脇において、良い事をできる。人材紹介業であれば、候補者担当は候補者にとってベストな選択を、企業担当は企業にとってベストな選択を真剣に考えてくれます。時には、会社としては困ってしまう事もありますが、若い子にもその文化は根付いていて頼もしい限りです。
他にも英語力が高い、気が利く、外国文化を受け入れる器がある、最初に取り決めをしておけば遵守する傾向がある…等々。
私自身が痛い目に合いながら学んだ事ですが、カンボジア人のマネジメントでは「まずは相手の良い所を見て、褒める事(=美点凝視)」こそ肝ではないでしょうか?
佐藤 奈緒 さとう なお
福岡出身の28歳、修猷館高校・九州大学卒、日系人材紹介会社である
CamUP Job Agency(日本人2名、カンボジア人23名が在籍)の現CEO。
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