農作物の輸出量、20%増加
農林水産省の最新データによると、2015年度の農作物の総輸出量が前年より約20%増加の410万トンに達した。乾燥キャッサバチップスの輸出量が最も高い伸び率を記録したことが大きな要因とみられている。
米に次いで輸出量の多いキャッサバの2015年度の輸出量は、39%増加の53万8千トン、天然ゴムは15万2千トン、サトウキビは11万1千トンであった。
2015年度末にかけて中国からの需要が落ち、価格が下がったことへの懸念もあったが、中国のバイヤーが直接カンボジアの生産者から購入する傾向がみられていることや、政府が農家と連携し技術向上や衛生水準の指導に努めていることなどから、今後は再び需要と価格があがっていくことが期待されている。
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