ホーム ニュース 国内 【シェムリアップ】アンコール遺跡で落雷事故 3人死亡、数十人負傷 当局が避雷針増設へ

【シェムリアップ】アンコール遺跡で落雷事故 3人死亡、数十人負傷 当局が避雷針増設へ

先週金曜日(5月16日)午後5時ごろ、カンボジア・シェムリアップ州のアンコール遺跡公園内で大雨に伴う落雷が発生し、地元在住の35歳の男性カメラマン1名と観光客の女性2名が死亡、さらに数十人が負傷する事故が起きた。

事故を受け、観光客の安全確保に向けて当局は遺跡内への避雷針の追加設置を進める方針を示した。5月17日には、副首相兼国防相であり、同州対策本部長を務めるティア・セイハ将軍が設置予定地を視察のため現地を訪問した。

2日後には、遺産警察ユニットの公式Facebookページに、アンコールワット内で避雷針の設置場所を確認するセイハ将軍の姿が掲載された。アプサラ機構によれば、遺跡内にはすでに多数の避雷針が設置されているという。

しかし、シェムリアップ州行政局のリ・バンナ局長は、「遊歩道など一部のエリアでは避雷針の設置がまだ完了していない」と述べ、特に観光客の多く訪れる主要寺院への追加設置を検討していることを明らかにした。

今回の事故を受け、関係者からは再発防止を求める声が相次いでおり、当局は対策強化を急いでいる。犠牲者の遺族には、人道支援物資と共に500万リエル(約1,200米ドル相当)が提供された。

(写真はKhmer timesより)

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※記事全文(Khmer timesより)※

https://www.khmertimeskh.com/501686980/more-lightning-rods-for-angkor/

 


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