【プノンペン】カンボジアの虐殺記念施設が世界遺産に登録
カンボジアの虐殺記念施設3か所が、国連教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産に登録された。2025年7月11日、パリで開催された第47回世界遺産委員会において、トゥールスレン虐殺博物館(旧S-21刑務所)、M-13刑務所、「チュンエク虐殺センター(キリング・フィールド)」が「カンボジアの記憶遺産:抑圧の場から平和と追悼の地へ」として正式に登録された。登録はクメール・ルージュ政権誕生から50年の節目にあたり、UNESCOは同政権下の人権侵害を「20世紀最悪のひとつ」と位置づけた。3施設は内戦初期から体制の頂点、最終的な処刑段階までを象徴している。フン・マネット首相は、「痛ましい過去の記憶を、平和と希望の力へと変えていくことが重要だ」と述べ、カンボジア国民の回復力と平和への誓いを強調した。
写真はCambodia Nessより)
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※記事全文(Cambodia Nessより)※
https://cambodianess.com/article/cambodias-genocide-memorials-added-to-world-heritage-list



