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【日本】カンボジア産カシューナッツ、日本のコンビニチェーンに進出

カンボジア産カシューナッツの日本市場進出が本格化している。ミラース・ホールディングスが5社とカンボジア産加工カシューナッツの日本輸入・販売促進に関する覚書を締結し、日本市場でのシェア拡大が期待される。

現在、カンボジア産カシューナッツは全国に1万6320店舗を展開する人気コンビニチェーン「ファミリーマート」で販売されている。これは商業省、ミラース、伊藤忠商事の協力による成果だ。

9月3日、チャム・二モル商業大臣が大阪でミラース・エナジー・ソリューションズの谷口健太郎社長らと会談し、「カンボジア産カシューナッツの輸出促進に向けた両社の取り組みに感謝する」と述べた。大臣は地理的表示(GI)産品を含む加工能力の拡大も奨励した。

カンボジア・カシューナッツ協会のウオン・シロット会長によると、日本の年間需要は約1万トン(生ナッツ換算で4万トン)で、大部分をインドとベトナムから輸入している。「カンボジア産の品質と味は既に国際的に認められているが、国内加工能力は限定的」と指摘した。

カンボジアは58万ヘクタールでカシューナッツを栽培し、年間推定生産量は81万6459トンで世界第3位の生産国。2024年には79万3453トンの生ナッツをベトナムに輸出し、11億5000万ドルの収益を上げた。現在52の加工企業があるが、コンポントム州に建設予定のアグロ工業カシューパーク完成後は加工品輸出の大幅増加が期待される。

(写真はThe Phnom Penh Postより) ===========================================

記事全文:The Phnom Penh Postより

記事リンク:https://www.phnompenhpost.com/business/kingdom-s-cashews-hit-japanese-chain-store


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