ホーム ニュース 国際 【カンボジア】カンボジア・タイが停戦合意、28日深夜から発効

【カンボジア】カンボジア・タイが停戦合意、28日深夜から発効

カンボジアとタイは28日、5日間続いた国境での軍事衝突について、同日深夜(28日午前0時)から即時無条件停戦に合意したと発表した。マレーシアのアンワル・イブラヒム首相(ASEAN議長国)の仲介とトランプ米大統領政権の支援により実現した。

両国の軍事衝突は7月24日に始まり、軍民双方で死傷者が発生、民間インフラやユネスコ世界遺産のプレアビヒア寺院にも被害が及んでいた。

共同声明でアンワル首相は「両国は即時無条件停戦で共通理解に達した。これは緊張緩和と平和・安全回復への重要な第一歩」と述べた。

29日午前7時には両国の地域司令官による非公式会合が開催され、ASEAN議長国主導の国防武官会議、8月4日にはカンボジア主催の国境委員会総会が予定されている。マレーシアは停戦履行確認のため、ASEAN諸国と連携した監視団派遣を表明した。

フン・マネット・カンボジア首相は「今回の結果が両国の正常化に向けた二国間協議の条件を整え、将来の緊張緩和努力の基盤となることを期待する」と述べ、仲裁に当たったアンワル首相、トランプ大統領、中国政府に謝意を表した。

プムタム・タイ首相代行も「平和的解決への願いを反映した結果」と評価し、両国が誠実に停戦を履行する意向を示した。

写真はThe Phnom Penh Postより

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※記事全文(The Phnom Penh Postより)

記事リンク:https://www.phnompenhpost.com/national/midnight-ceasefire-in-place-manet-thanks-all-parties-looks-forward-to-return-to-normalcy


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