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カンボジア史上初のアカデミー受賞ならず

アカデミー賞授賞式が2日(カンボジア時間3日)行われ、外国語映画賞をパオロ・ソレンティーノ監督の『追憶のローマ』が受賞。カンボジア初のアカデミー賞受賞が期待されたリティ・パニュ監督の『ミッシング・ピクチャー』は惜しくも受賞を逃した。



プノンペンのボパナ視聴覚センターには早朝から人々が集まり、アカデミー賞の様子をスクリーンで眺めていた。「思わず涙があふれた。とても残念だったが、カンボジアを誇りに思う」と、23歳の学生は話した。



観客の中には、作品に登場する土人形を制作したMang Sarithもおり、「今回受賞に至らず残念な気持ちはあるが、映画が世界中を旅して多くの方の目に触れたことは非常に誇らしく幸運だ」と思いを語った。



監督はロサンゼルスからメールで次のように述べた。「歴史的な場面に、一歩近づけた。少し残念だったが、多くの人が私たちを賞賛し評価してくれたので、いつか必ず受賞できるだろう。この先の数年間で、カンボジアの映画産業が劇的に発展すると自信がある。私たちは若い世代を助け、支えていこう」


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