まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

2024年6月9日(日)､カンボジア日本人材開発センター(CJCC)は､在カンボジア日本国大使館､国際交流基金､その他の協賛団体との共催で､第26回カンボジア日本語スピーチコンテストを開催しました｡カンボジア日本語スピーチコンテストは､カンボジアの学生がコンテストを通じて日本語の知識と才能を磨き､発揮する機会を提供することを目的とし､毎年開催されています｡

今年は全国から74名のエントリーがあり､その中から選出された15名がCJCCの講堂にてスピーチを披露しました｡コンテストは日本への渡航経験が無い10名と渡航経験がある5名の2部構成で行われ､開場には約200名の観客が応援に駆けつけた他､Facebookでライブ中継(視聴回数:約3,800回)が行われました｡第1部では､自国の生活や発表者自身の夢や目標などをテーマにした内容が多かった一方､第2部では､日本に滞在した際の思い出などをテーマにした発表が披露されました｡時々､言葉に詰まってしまう場面もありましたが､最後まで諦めない姿勢､伝えようとする情熱が感じれられ､素晴らしいコンテストとなりました｡

審査はとても難航しましたが､厳正なる審査の結果､第1部から3名､第2部から2名の入賞に加えそして視聴者賞としてそれぞれから1名が入賞し､表彰されました｡第1部で1位に選ばれたのは､｢失敗は経験だ｣をテーマに､実体験をもとに失敗を恐れず積極的に取り組むことの大切さを発表したヌン・リアッチニーさんでした｡第2部の1位には､｢カレーライス｣をテーマに､日本での滞在の際に出会った日本人との心温まる思い出を発表したジア・シュウマイさんが選ばれました｡本コンテストを成功裡に実施することができたことに対し､ご協賛していただいた企業様､審査員の皆様､会場で応援いただいた皆様に感謝を申し上げます｡

スピーチを行う出場者

授賞式の様子