ホーム 新マガジン記事 連載・コラム: 一般社団法人日本カンボジア協会(JCA)のカンボジア事務所の開設について

カンボジアクロマーマガジンPP5号

先ず、一般社団法人日本カンボジア協会(JCA)について、ご説明したいと思います。この協会は、1963年11月に設立された社団法人日本カンボジア協会を礎としており、同協会は、カンボジアが内戦、パリ和平過程、復興・経済成長の歴史を辿った半世紀にわたって活動しておりました。そして、2008年の公益法人制度改革を受けて、2013年8月以降、一般社団法人への移行を実現すべく、当時の今川幸雄会長(元駐カンボジア大使)の依頼を受けて、高橋文明元駐カンボジア大使(現会長)により定款の作成、新規会員の入会勧誘等が実施され、2014年3月末には、内閣府より移行が認可され、4月1日より、一般社団法人として再出発することとなりました。 この再出発に際し、人心一新し、当協会の由緒ある歴史を更に発展させるべく、役員一同一致団結して、当協会の飛躍に向けて邁進してまいりました。

幸い、同年6月18日には、第1回通常総会(創立総会)を無事開催し、初年度の活動方針等を採択するなど幸先の良いスタートを切ることができました。また、名誉会長に高村正彦自由民主党副総裁を、名誉副会長に石澤良昭上智大学教授及び篠沢恭助公益財団法人資本市場研究会理事長をお迎えして、今後、更に当協会の輪を広げていく基盤ができました。

カンボジアは、近年、和平の定着・政情の安定、持続的な高度経済成長を実現しており、これらに伴い、日本企業は、カンボジアにおける投資を増大させ、中小企業も含めて、カンボジア進出に対する関心と実績の増大を示しています。 ただ、欧米諸国等に比し、その進出の度合いには、見劣りする面もあります。他方、カンボジア政府は、他の諸外国に比して、日本企業の堅実な事業運営とカンボジア従業員に対する配慮を評価しており、日本企業の更なる進出の可能性は大きく、当協会の果たす役割も、益々重要となってきております。

このような実績を一層発展させるべく、当協会の人脈と知見を基に2024年4月1日にプノンペンにカンボジア事務所を開設します。

一般社団法人 日本カンボジア協会
事務局長 加藤和則

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