まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

現在、カンボジア証券取引所（CSX）にはメインボード、グロースボード合わせて１１社が株式を上場しています。カンボジアの上場企業の情報を日本語で入手するのは難しいと思いますので、この連載で、上場企業の情報をわかりやすくまとめていこうと思います！

第四弾は、シアヌークビル港湾公社(PAS)についてまとめていきます。

【アクレダ銀行(ABC)】

アクレダ銀行は1993年にILO (国際労働機関) のプロジェクトで国家NGOとして設立されました。その後、カンボジアのすべての州と町をカバーするためのネットワークを拡大するために理事会、国際パートナーの両者が商業銀行への転換を決定し、1998年より3年間の変革プログラムが実施され、2000年10月に専門の銀行免許が付与されました。
2003年12月1日以降、アクレダ銀行は資本金を1300万ドルに増やした後、商業銀行として認可され、社名をACLEDA BankからACLEDA Bank Plcに変更しました。
2020年5月25日にカンボジア証券取引所 (CSX) に上場し、カンボジア国内に263店舗、ラオスの38支店、ミャンマーの15支店スタッフ総数12,119人までに拡大しました。（2020年5月時点)

アクレダ銀行の特徴として、日本人にも馴染みのあるオリックス株式会社と三井住友銀行が株主として名を連ねています。現地に住んでいる日本人として、個人的にはアクレダ銀行はカンボジア国内で1番親しみのある銀行です。
また、カンボジア証券取引所に唯一上場している銀行である点もアクレダ銀行の特徴といえますね ！！