ホーム 新マガジン記事 LIFE OF CAMBODIA: 【LIFE OF CAMBODIA】C S X株式上場企業の紹介① ~プノンペン水道公社(PWSA)~

カンボジアクロマーマガジンPP10号

現在、カンボジア証券取引所(CSX)にはメインボード、グロースボード併せて11社が株式を上場しています。カンボジアの上場企業の情報を日本語で入手するのは難しいと思いますので、この連載で、上場企業の情報をわかりやすくまとめていこうと思います !
第一弾は、1番最初の上場会社プノンペン水道公社(PWSA)についてまとめていきます。

【プノンペン水道公社(PWSA)】
フランス領時代の1895年にフランスのCEEIという会社によってプノンペンに給水システムがつくられました。これが現在のプノンペン水道公社の起源となります。その後1960年の王令により正式に国営の水道会社として設立されました。
「Phnom Penh Water Supply Authority」と名付けられ今でもその社名が使われています。
1950年代〜1970年代に国外からの協力もあり給水システムは拡張していきましたが、内戦により給水システムはほぼ壊滅状態になってしまいました。終戦後1993年からJICAの支援によるインフラ整備事業の一つとしてプノンペンの水道事業の伸展が始まりました。2004年にはプノンペンの水道水は飲用水としての水質基準をクリアし、「安全な水」として世界的に認められることとなりました。プノンペンの給水システムがここまで回復したことを「プノンペンの奇跡」と表現されるほどの偉業だったようです。 僕は現在プノンペン在住ですが、確かに水道水は綺麗でうがい等で使用しても全く問題ありません。飲用水としては若干不安がありますが、それでも東南アジアの中ではシンガポールと同等くらいと言われているので在住社としてはありがたいです!

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