イベントレポート「繋がりつながるサッカーイベント」
2014年3月4日(火)、バッタンバン州ラタナックモンドル郡トレエンコミューン内の「コマツ安全な村小学校(KOMATSU Safety Village Primary School)」において、222名の児童を対象にした、サッカーイベント(教室)が開催されました。当イベントは、JMASカンボジア(認定特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会)、アルビレックス新潟プノンペンFCの共同主催、在カンボジア日本国大使館、コマツ製作所の後援で開催されました。会場となった小学校を含む周辺の3校全ては、日本国政府の支援を受けて活動するJMASが地雷処理後に、コマツ製作所の支援により建設した学校です。
開会式と選手紹介
当日、手作りの手旗を持った子供たちに迎えられ、選手が到着。開会式は両国の国旗掲揚、国家斉唱で始まり、オレンジのユニフォームに着替えたアルビレックス新潟プノンペンFCの選手紹介がされました。さあ、いよいよイベントの開幕です。来賓として在カンボジア日本国大使館の鵜澤書記官、コマツ製作所の柳樂代表が来席。アルビレックス新潟プノンペンFCの日本人選手、監督等並びにJMASの日本人スタッフも参加しました。
手作りのサッカー場(小規模コート3面作成)
トレエンコミューン内の各小学校には、サッカーゴールは存在しません。そこで急遽、木製ゴールを製作、設置することに。コーナーフラッグは先生たちの手作りです。
ゲーム(サッカー教室)開始
まずは、全員でグランドの石拾いから始めました。その後、低・中・高の学年別に3面のグランドに分かれ、円陣を組みボール蹴りを開始。理屈や基礎を教えるのではなく、サッカーの楽しさ、面白さを実際に体験してもらう「体験型」サッカー教室を開催しました。36℃という猛暑の中でしたが、子供たちは夢中になってボールを追いかけていました。
閉会式と記念植樹
JMASでは、学校の備品購入の一助となることを狙いとして、コマツ製作所内で募った「マンゴー募金」から小学校にマンゴーを植樹しています。今回もイベント開催記念を兼ね、2本のマンゴーの木をコマツ小学校に植樹しました。また、アルビレックス新潟プノンペンFCからは選手のサイン入りTシャツを授与。最後に全員で記念撮影をして、イベントは無事幕を閉じました。
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