まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

　2016年5月7日8日、東京の代々木公園で第2回カンボジアフェスティバルが開催された。来場者は4万人を超え、初夏の連休に、大お祭りだった。

　クイティウやサイッコーアンなど定番のクメール料理を出す店や、この日のために輸入したプノンペンビールには行列。マンゴーアイスやカボチャプリンにも人が集まる。その合間を縫って、カンボジアの食の魅力をスタッフが伝えて歩く。物販コーナーでは人気の胡椒やシルク製品のほか、NGOで作った小物やアクセサリーがメイドインカンボジアものの幅を広げる。ステージでは伝統舞踊から始まり、カンボジアをテーマにした歌唄いや座談会、ファッションショーも披露。日本語とクメール語が飛び交っていた。DJがクメールポップスをかけると、開催側も来客も混ざって、踊り好きは本領発揮。留学生も在日カンボジア人も故郷の空気に包まれた。

　昨年の1回目に比べて場所も2倍に拡大した。カンボジア大好き！のリピーターだけでなく、行ったことないけど行ってみたい、が増えた。今年9月には直行便が就航する。観光案内係は、カンボジアにはこんな素敵なところがあるんだよ、とちらしを配ったり、ラタナキリコーヒーを配ったり。夢を配ったり、もらったり。そしてそれが次につながったり。

フェスの様子を公開中！来年の予定もココでチェックしてね♪

Web:　cambodiafestival.com