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新国立競技場のデザイン公表

5月18日、フン・セン首相が新国立競技場の最終的なデザインを公表した。2023年にカンボジアは東南アジア競技大会の開催国を初めて務めることになっており、このスタジアムの建設は、中国政府による約1億ドルの寄付と建設協力によって実現可能となった。

 

スタジアムのデザインは、提出された5つのデザイン案の中から首相が決定。スタジアムにはオリンピックスイミングプール、サッカー場、陸上トラック、テニスコート、アスリートたちのための寮など様々な施設が収容される予定だ。建設は中国の建築業者によってすでに開始されているが、メインスタジアム全体の完成は4~5年後を予定しているという。

 

また同日、6月5日に始まるシンガポールでの東南アジア競技大会にむけてカンボジア代表団が準備を進める中、選手やコーチ・アスリート管理者たちの毎月の給料と食料手当ての50パーセント近い増額が、フン・セン首相によって発表された。

 

賃金の増額によって、選手たちの生活環境やトレーニングの質が向上すれば、最終的に試合の結果にも結びついていくだろうと関係者は語る。他国のアスリートと同等の賃金や環境は確実に選手たちのモチベーションにつながっていく。カンボジア国内のスポーツ分野のさらなる繁栄が期待される。

 

http://www.phnompenhpost.com/national/hun-sen-reveals-design-sea-games-stadium

 


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