まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

世界銀行は、カンボジアの初等教育改善を目的とした大規模プロジェクトを承認した。

このプロジェクトにより170万人以上の子どもたちが恩恵を受ける見込み。

「基礎教育改善プロジェクト」は、国際開発協会（IDA）からの1億ドルの融資と、幼児学習パートナーシップ多国間信託基金からの500万ドルの無償資金により共同資金調達される。

プロジェクトの主な目標は、小学校での基礎的な読み書き・計算能力の強化、幼児教育・保育へのアクセス拡大、教育の質向上、学校インフラの改善、全国的な教育管理システムの強化である。

ハン・チュオン・ナロン副首相兼教育・青年・スポーツ大臣は「このプロジェクトは人的資本への投資とすべての子どもに学習機会を提供するという王国政府の強いコミットメントを反映している」と述べた。

具体的な投資内容として、公立保育センター60カ所と就学前クラス60クラスの新設により、2歳以下の約2200人と3～5歳の5万人の子どもが対象となる。

また、3万7000人以上の教員が初等教育の読み書き・算数指導強化のための研修を受ける予定。

さらに900以上の新教室建設と、男女別トイレ・手洗い設備の整備により、過密状態の解消と学習環境の改善を図る。

（写真はKhmer Timesより）

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記事全文：Khmer Timesより

記事リンク：https://www.khmertimeskh.com/501750311/wb-nods-105mil-project-to-boost-primary-education/