DVDショップに強制捜査
海賊版DVDを販売しているとして18日、プノンペンのシティモール内のDVDショップ4件に警察による強制捜査が入った。
捜査はカンボジア映画協会(MPAC)代表者の同伴で行われ、違法コピーDVD349枚を差し押さえた。
捜査に参加した警察官によると「先週の強制捜査では、店のオーナーが事前に情報を聞きつけて閉店していたのですが、今回は通常通り営業を再開していました。我々は海賊版DVDを排除するため、引き続き捜査を行います。」とのこと。
DVDの差し押さえと共に、店のオーナーは今後海賊版DVDを販売しないとする契約書にサインをした。
強制捜査の入った店舗のオーナーPich Chan Daraさん(23)は「コピーしたDVDは1枚につき1ドル程度のコストだったが、正規のものだと5ドル以上かかってしまう。これでは売り上げに響いてしまう。」と話す。
捜査の様子を見ていたYo Kim Engさん(30) もまた、ロシアンマーケット内でDVDを販売する。「もはや、どのようにして正規ライセンスのDVDを売ったらいいのかわからないのです。警察は捜査を延期させて、店舗の販売者に教育してほしいです。」と話した。