海賊版DVDの取り締まり開始
11日朝、プノンペンのシティーモールにあるDVDショップ屋が、次々と店を大きなカーテンで覆った。警察が違法の海賊版DVDを販売している店舗の、取り締まりを始めたためだ。
違法ポルノ映画や無許可に複製された映画の流通を防止するため、文化芸術省を筆頭に各省庁間の委員会編成を命じる指令をフン・セン首相が出したのは2週間前。その後中止されていたがさ入れが11日に行われたが、当日の朝にはシティーモール中に噂が流れており、警察が来た時には6つの主要店舗が店を閉めていた。
地元警察は「オーナーが店を閉めたため、今回の取締りは失敗に終わった」と述べたが、店が開いている時を見計らい、これからも取り締まりを続けていく、との意向を示した。