トンレサップ湖流域にソーラーパワーがやってくる
アジア開発銀行の貧困削減プロジェクトの1つとして、バンテアイ・ミエンチェイ、シェムリアップ、コンポントムとコンポンチャムの4つの州にある123のコミューンにソーラーパネルが導入される。
ソーラーパネルの導入はトンレサップ湖に住む63万世帯の状態を2020年までに改善を目的としている、トンレサップ湖の貧困減少・小自作農開発プロジェクト(TSSD)の一環ともなっている。導入されれば、農業技術やマーケティングに関する良い情報へのアクセスが助長されるだろう。
2014年中旬までに各コミューンへ平均2400ドルをかけソーラーパネルを導入し、インターネットアクセスやITに関するトレーニングを2014年末までに実施することが予定されている。「ソーラーパワーは安く、環境にも良いので、とてもいいと思う」と、プロジェクト・マネージャーのキムサン氏は話した。