2013年、不発弾による死者数が半数に
2013年、不発弾が爆発したことが原因で死亡した人の数が、これまでの年に比べ半数まで減ったことが、カンボジア地雷対策・被害者支援庁(CMAA)の調べによって分かった。
不発弾による死亡者数は2012年の43人から22人へ、負傷者数は142人から89人へと激減した。
死亡者数は近年大いに減少しているものの、不発弾に関係する事件数は76件から71件へと変化が見られない。
カンボジア地雷対策センター(CMAC)のヘン・ラタナ長官は、死亡者数の減少はカンボジアにとっても、CMACにとっても、嬉しい知らせだ、と語った。「不発弾に関する意識の改善や、CMACが不発弾処理に取り組んでいる成果である」と、取り組んでいる活動の方向について評価した。