不発弾で子供4人が負傷、シェムリアップ州
3月28日シェムリアップ州チークレン地区の小学校付近で不発弾が爆発し、少年4人が負傷する事故が発生した。
警察の発表によると、爆発したのはカンボジア内戦中の1980年代に、政府軍がポルポト派との戦闘に用いた中国製爆弾で、小学生の少年4人は学校の近くでこれを発見したという。少年たちは発見した物体を金属くずとして販売しようと思い、棒で触れたところ突然爆発したと供述している。
負傷したのは10歳から13歳までの少年4人で、事故後に近隣の診療所に搬送されて手当てを受けた。10歳と12歳の少年は軽傷で、手当後自宅に帰宅したが、12歳と13歳の少年2人は手や足に重度の裂傷を負って大量出血しており、応急措置を行った後にシェムリアップ市内の大型病院に搬送され、現在治療を受けている。
チークレン地区で不発弾が見つかることは極めて稀で、少年たちは発見した物体を不発弾だと認識できなかったものと思われる。
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*写真は旧地雷博物館に展示されていた処理済みの弾頭