ホーム ニュース 国内 【シェムリアップ】アンコールワット、外国人観光客が微減

【シェムリアップ】アンコールワット、外国人観光客が微減

カンボジア北西部シェムリアップ州のアンコール遺跡群の外国人観光客数が、今年1月から11月にかけて前年同期比3.47%減の86万7195人にとどまったことが、遺跡管理機関アンコール・エンタープライズの報告で明らかになった。

入場券の売上収入も3.41%減の約4048万ドルとなった。カンボジア旅行業協会のチャイ・シブリン会長は、減少の要因として、カンボジアとタイの国境閉鎖に加え、戦争危機による世界経済の圧迫を指摘。観光客の減少はカンボジアだけでなく、世界的な傾向だと説明した。

一方で、カンボジア観光当局は量より質を重視した持続可能な観光政策への転換を推進している。年末までにシェムリアップ・アンコール国際空港への新規就航が2社増え、計15社になる見通しで、業界関係者は国際便の増加により観光客の回復に期待を寄せている。

9世紀から13世紀に建設された91の古代寺院を有する401平方キロメートルのアンコール遺跡公園は、1992年にユネスコ世界遺産に登録され、東南アジア有数の観光地となっている。

2025/12/02

(写真はKhmer Timesより)
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記事全文:Khmer Timesより

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