【プノンペン】カンボジア首相、旧国際空港を公園に
フン・マネット首相は、1950年代からカンボジアの玄関口として機能してきたプノンペン国際空港について、国有のまま維持する方針を明らかにした。政府は現在、同空港の維持管理に年間300万ドルを支出している。
首相は「旧空港を民間に売却する計画はない」と強調し、二つの目的のために保全していくと説明した。第一に予備空港としての機能を維持すること、第二に市民のための公共公園として開発することだという。
「プノンペン市民が楽しめる公共公園として整備を進めている。これが主要な目標だ」と首相は述べ、既存のインフラを活用しながら、滑走路に影響を与えない形で植樹を進める計画を明らかにした。
滑走路は緊急着陸用として保存され、敷地のいかなる部分も交換や売却の対象にはならないとしている。歴史的な空港が、市民の憩いの場として新たな役割を担うことになる。
2025/10/20
(写真はKhmer Timesより)
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記事全文:Khmer Timesより



