まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

9月9日より運用を開始したカンボジアのテチョ国際空港は、カンボジア人と約17カ国の外国人旅行者を対象とした入国審査手続きを合理化するスマートゲートシステムを導入すると、出入国管理局のソク・ヴェアサナ局長が発表した。

このシステムは顔認識技術とパスポート情報を使用して身元確認を行い、乗客の通過を許可する仕組みで、入出国手続きをより迅速、安全、便利にする。ただし、利用者は事前にビザを取得し、オンラインのE-Arrivalフォームを完了する必要がある。

対象国にはASEAN加盟国、オーストラリア、中国、ドイツ、日本、韓国、米国、フランス、イギリスなど、カンボジアへの渡航頻度が高い国々が含まれている。

サー・ソカ副首相兼内務大臣は8月4日に新空港を視察し、出発ホール、チェックインカウンター、X線検査エリア、入国管理検問所などの主要運用地点を確認。現代技術の採用による効率向上と乗客サービス改善を評価した。

テチョ国際空港の開港式典は10月20日にフン・マネット首相主催で開催予定。