【プノンペン】カンボジア政府、水祭りの中止を発表
カンボジア王国政府は2日、11月4~6日に予定されていた首都プノンペンでの王室水祭りを中止すると発表した。一方、地方での祭典は通常通り実施を許可するとした。
政府は中止の理由について、7月にマレーシアと米国が主催したクアラルンプール会議で合意された停戦協定の厳格な履行を挙げた。現在、カンボジア・タイ国境情勢への対応とタイから帰国した自国労働者の支援に政府資源を集中させる必要があるとしている。
プノンペンの王宮前トンレサップ川で行われる予定だった祝典は中止されるが、各地方での伝統的な水祭りは地元の能力に応じて開催できる。祭日に伴う3日間の公休日は予定通り実施される。
政府は避難民への食料・住居・医療支援、帰国労働者の就職支援、地方経済の強化、自然災害対策、治安維持に重点を置く方針を示した。
水祭りはカンボジア最大の伝統行事で、例年数百万人が参加する。(写真はKhmer Timesより)
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記事全文:Khmer Timesより



