シェムリアップにさらなる電力供給
カンボジア電気局は17日、トンレサップ湖周辺州の送電線の電圧を上げるプロジェクトについて発表した。予算は1億6,750万ドルとのこと。
このプロジェクトは中国輸出入銀行のコンセッションにより進められ、着工の範囲はバッタンバン州からシェムリアップ州、コンポントム州そしてコンポンチャム州まで。完了後は1時間あたり600メガワットの電力供給を予定している。
第二フェーズでは、コンポンスプー州からカンダール州タクマウ市をつなぐ工事を行う。送電量は1時間1,000メガワット。これによりトンレサップ、メコン川、バサック川周辺域の電気網が完成する。
電気局によると、この新電力網は全長450kmに及び、完成までに3年を要するという。